複雑な社内規程に標準機能だけで対応
機能、コスト、使い勝手とも
これ以外の選択は考えられません
前身である日本初の飛行機製造会社の設立は1918年。戦中・戦後にかけて技術力を生かした事業を展開し、1949年に心機一転、「新明和」の名を掲げて現在に至る。特装車、航空機、パーキングシステム、流体、産機システムなど多様な分野で独自のモノづくりを進めている。全社的に会計システムを見直した2007年から「HRMOS経費」(旧eKeihi)を導入いただいた。
5つの事業部がそれぞれのルールで経費精算を行っていた 業務の煩雑化と現場の非効率が課題、全社統一したかった
「HRMOS経費」導入前はどんな困りごとがありましたか
2007年当時、弊社は5つの事業部制を敷いていました。それぞれに経理があり、原価計算など事業に関わる経理業務のほか従業員の経費精算も各事業部で行っていました。日当体系や経費精算のルールは同じなのですが申請方法がバラバラで、事業部をまたいで異動すると新しい方法を覚えなければならず、非常に煩雑な状態でした。
また、会計基幹システムも各事業部でバラバラでした。保守コスト削減と業務効率化が課題となり、全社で会計システム一本化を図ることになりました。そのとき経費精算システムの検討も同時に行い、見つけたのが「HRMOS経費」です。
財務部 財務グループ長 松川 真一 様
マスター設定だけで独自の複雑な社内規程に対応できた 他社と比べて断トツの低コスト、使いやすさがポイントに
「HRMOS経費」を採用いただいた理由は何ですか
検討する際に問題になったのは弊社独自の経費・日当体系です。各拠点によって近距離と長距離の出張区分があり、距離や時間、役職によっても日当が変わってきます。10社ほど検討しましたが複雑なルールを反映できるシステムは「HRMOS経費」だけでした。それもカスタマイズではなく導入時のマスター設定を工夫するだけで運用できる。費用は他社と比べて一桁少なく、もう何をとっても「抜群、段違い」という印象でした。
事業部ごとの細かな設定についても「これはできますか」と問い合わせると、担当者からすぐ設定方法と新たなご提案やアイデアまで返ってきます。このレスポンスの早さのおかげでマスター設定は2カ月で完了し、全社導入までのスピードを上げてくれたとも思っています。
財務部 会計業務グループ長 久保 宜也 様
各事業部の経理スタッフが本業に集中できる 経費精算のための人員をなくし、コスト削減に
導入後はどんなところが改善されましたか
今は申請者が「HRMOS経費」に直接入力し、上司のチェック後は本社財務がデータを取りまとめて振込まで行います。各事業部の経理は本来の業務に集中できるようになりました。経費精算のために雇用していたスタッフの人件費もかからなくなり、時間とお金のコストが大幅に下がりました。
導入から10年、初期のマスター設定から大きな変更なく使い続けられています。同業他社の売り込みも来ますが、すでに「HRMOS経費」でできている機能ばかりで「HRMOS経費」のほうが安く、入れ替える理由がありません。現在、系列9社で5000以上のユーザーが利用中です。今後も当社グループで長く使っていきたいツールです。