経費精算システム「eKeihi X」・請求管理システム「eSeikyu X」バージョンアップのお知らせ(Ver.16)

2022.06.01

経費精算システムのパイオニアであるイージーソフト株式会社は、お客様から多くのご要望をいただいていた、外貨建て経費精算の対応や承認プロセスにおける業務効率を促進する機能を備えた経費精算システム「eKeihi X Ver.16」を2022年6月1日(水)より提供開始します。また、請求管理システム「eSeikyu X Ver.16」も同日に提供開始します。

1. 海外取引もカンタンに。経費精算・支払依頼の外貨対応

経費精算システム「eKeihi」では、以前より海外出張申請・精算における外貨額の円換算機能を備えていました。今回、経費申請・精算および支払依頼においても同様の機能を実装しました。これにより、経費精算を行うたびに為替レートを確認しながら円換算する必要がなくなり、申請時の計算ミスを防ぎ、外貨建て取引の領収書や請求書処理業務をさらに効率化します。

■アップデート内容
・為替レート情報をマスタに登録することで外貨を自動で円換算
・PC、スマートフォンアプリでの利用が可能
 (対応する機能は、経費申請・精算です)
・「レート」「通貨」を仕訳データの出力対象とすることが可能
 (既にeKeihiをご利用いただいているお客様は仕訳のバージョンアップが必要です)

経費精算・支払依頼の外貨対応

経費申請・精算機能について

2. 承認依頼以降の編集履歴管理機能追加で、承認作業を効率化

これまで「承認編集機能」は、承認者の差し戻しの手間を削減するためにさまざまな改良を重ねて参りました。今回のバージョンアップにより、「誰が」、「いつ」、「どの伝票」を承認依頼以降に編集したのか確認ができるようになり、決算データの確定や監査時での確認において、伝票や明細が管理しやすくなりました。

■アップデート内容
・編集履歴情報が管理できる機能「承認者編集」「確定編集」「確定取消」および、「eSeikyu」の「請求確定編集」「請求確定取消」を追加
・管理できる項目:伝票/明細を編集したユーザー、操作を実施した日時
・PC、スマートフォンアプリでの利用が可能(※eSeikyuはアプリ提供しておりません)

編集履歴情報の登録・削除のタイミングは下記の図のようになります。

承認依頼以降の編集履歴管理機能

3. AI-OCR機能の改善で、承認者の負担を軽減

「eKeihi」では、精算伝票起票時の業務効率化を図るため、AI-OCR機能を搭載しています。今回のバージョンアップでは、「AI-OCRで読み取った内容を伝票や明細に転記したこと」が明示的に分かるようになりました。これにより、承認者は「AI-OCR」で読み取った伝票や明細であることが一目で確認できるため、承認チェックの手間を削減できます。

■アップデート内容
・AI-OCR機能利用時、管理画面に「OCR」アイコンを表示
・PC、スマートフォンアプリでの利用が可能(支払依頼はアプリ非対応です)

AI-OCR機能の改善

▽AI-OCR機能とは
領収書や請求書をスマートフォンもしくはスキャナといった複合機で読み取り、精算伝票起票時に、取引情報を自動入力する機能です。AI搭載で高精度な読み取りを可能とするため、経費・交通費・出張費・海外出張費精算・支払依頼における手入力の手間やミスを減らし、申請作業を効率化します。

イージーソフトは、今後も利用者の皆様にとってより使いやすいサービスの提供をすべく、機能アップデートに努めてまいります。

本ご案内に関するご質問、並びに旧バージョン(eKeihi 9/eSeikyu 9以前)からのバージョンアップ対応等の詳細は、下記よりお問い合わせください。

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